Jazz あ・うん

相方の仕事がまだ終わらないので、先に１人で場所だけ確認しに向かった。
今日は西新宿のジャズバー『Jazz あ・うん』で、ライブを聴きに行く♪
青梅街道沿いの小道を入り、少し歩くともうすぐのはずだ…。が、見つからないので、いつもの通り地図を確認しつつ付近を探索する。
あった！　やはり一度通り過ぎてしまっていた…。
まだ明かりの灯っていない看板を見ると、7:00OPENと書いてある。
しかし、時計を見ると７時過ぎだ…。もうお店は始まっているのだろうか？
１人で中に入るわけにもいかないので、近くでタバコをふかしていると、荷物を持ったママさん風の女性がやってきて、お店の鍵を開けた。
オーナーさんなのだろうか。その女性が地下にもぐるとすぐ表の看板に明かりが灯った。

一度駅の方に戻り、相方を待つこと約１時間…。仕事が終わって合流すると軽く腹ごしらえをして、セカンドステージを目指し、再び『Jazz あ・うん』へと向かった。
お店に入るとライブの音が聞こえる。時間的に、セカンドステージが始まったところだろうか？
カウンター席をあけていただき、席に着く。ママさんが気さくに話しかけてくれる。やはり先ほどの女性はママさんだった。
「お店は初めてですよね？」
「ええ、ネットで見つけて初めて伺いました」
オーダーは相方の紅茶と僕のスコッチ。それとおつまみがいろいろ出てきた。
おつまみの中に「チーズ屋さんに教えてもらった」というおかかで和えてあるクリームチーズがあった。
これが絶品である！

演奏が終わると、それがまだファーストステージだったことが分かった。時間通りではないが、「気ままにやってますからー」というママさんの言葉通り、何にも気兼ねしないアットホームな空間で、僕はとても気に入った。
普段は時間に追われ、ノルマに追われる社会人たちがこんな温かい「隠れ家」で心を癒やすのだ。

セカンドステージが始まる。
この日は上田裕香さんと、平良亜矢子さんという２人の女性ボーカリストが、吉岡秀晃さんのピアノと横山裕さんのベースの演奏にのせて交互に歌う。
上田裕香さんは低くて深い歌声が美しい。平良亜矢子さんの伸びのある歌声はどちらかと言うと高い声でその輝きを増す。
また、吉岡さん（ピアノ）と横山さん（ベース）の演奏もさすがはプロで素晴らしく、決して安くはないチャージ料にも納得である。
吉岡さんの肩を左右に揺らしながら愉快にピアノを弾く姿は印象的。
セカンドステージ最後の曲、スティービー・ワンダーの「オーバーチュア」は僕らの好きな曲だ。それをジャズ風にアレンジして歌ってくれた。

サードステージが終わるまで楽しいひと時を過ごすと、早いもので、もう終電間際だ。
ボーカリストの上田裕香さんたちと話しながらお会計をすませ、お店をあとにした。

平良亜矢子さんの歌っているところ

サードステージ終了後、写真を撮らせていただいた（左から横山さん、吉岡さん、上田さん）

【Jazz あ・うん】
難易度：★★★☆
安さ：★★
明るさ：★★☆
美味しさ：★★★
アットホーム度：★★★★☆
（※満点が★５つで、★は1、☆は0.5ポイントです。例：「★★☆」は2.5ポイント）
（※「難易度」とは、そのお店が初めてな人にとっての「入り難さ」や、場所の「わかりにくさ」を表します）

お店はこぢんまりとした感じで（地下）、全部で20席くらいあるだろうか。ミュージシャンとの距離が近くて贅沢な時間を味わえる。
ママさんはとても忙しい中でも僕たちと話をして下さり、初めて来たお店なのにリラックスすることができた。
まさに「アットホーム」という言葉がピッタリなジャズバーだ。

住所：新宿区西新宿7-20-12　柏木MURA2地下1階
（JR「新宿駅」西口より10分 大江戸線7分 丸の内線「西新宿駅」より4分。西武新宿線「西部新宿駅」より徒歩6分。）
TEL:03-5386-6063。
営業時間：19:00〜24:00（日によって若干違うので、詳細はホームページをご覧ください）

P.S. 「あ・うん」でお会いした皆様、ご覧の通り、こんなブログ↑をやってます(^^;)
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