南青山Body&Soul

土曜日に久しぶりにジャズバーの世界に浸ってこれて、満足。
今回は南青山にあるBody&Soulのライブレポート。
試みのひとつとして、「随想風」(?)に書いてみた。

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表参道の駅を出て、六本木通りの方へ続く路地を入る。
途中、Blue Note Tokyoの入り口を通り過ぎて、骨董通りを横切り、さらに何の変哲もない住宅街へと歩を進める。
そこに突如現れる、地下のネオンの灯り。
Body&Soul」だ。


今回で三回目となった「ジャズバーの会」の誘いに乗ってくれたMFPの友人と、大学時代の友人、総勢7名で入る。
時刻は19時過ぎと早かったが、お店はすでに半分以上席が埋まっていた。
一番右奥のソファ席へ。

しばらく、ワインを飲んで歓談していると、スーッと店内の照明が暗くなった。
ライブの始まりだ。


この日のアーティストはチャリート(vo)、大石学(pf)、グレッグ.リー(b) 、加納樹麻(ds)。

初めて聴く方々だったが、事前に視聴などしていたので、期待はしていた。
実際に演奏が始まり、奏でられるjazzyな音楽に聴き入っていると、期待を遥かに上回る、すばらしい演奏。
曲を重ねるごとに体がリズムに合わせて動き出す。

曲と曲の合間には、チャリートさんが、英語と日本語で軽快なトークを繰り広げる。
ラテン的な明るい調子で、観客に問いかけたり、おどけてみせたり、場を盛り上げてくれる。


あっという間の2ステージが終わると、拍手が鳴り止まずにアンコールでもう一曲歌ってくれた。

何度でも聴きに来たいし、誰にでも自信を持ってオススメできるミュージシャンたちだ。


ところで、Body&Soulはオーナーの関京子さんが、1974年にオープンした老舗ジャズバーだ。
(詳しくはお店のHPで紹介されている→http://www.bodyandsoul.co.jp/history/index.html
HPの情報が充実しているので、ぜひ見てほしい。)

店内は、「これぞジャズバー」という雰囲気。
ロケーションといい、落ち着いたインテリアや照明の配置・色味といい、さらに客席と全く隔たりのないピアノ、ドラム、マイク・・・
それらが渾然一体となって調和しており、個人的にはまさに「パーフェクト」なジャズバーという印象。

ステージ裏に飾られたアート(なんて呼んだらいいのだろう?)が絶妙な場の空気を作り出している。


出てくる料理もみな美味しいものばかり。
ジャズバーでこれだけ美味しいものが食べれて、お酒を飲める・・・それはそれは至福の時だ。


オーナーの関京子さんはジャズ界では有名人。
帰りにほんの少しだけしかお話できなかったが、それでも人懐っこくて話しやすいお人柄だとすぐに分かった。

「また来たい」

素直にそう思えるジャズバーと出会えて、僕の宝物がまたひとつ増えた。

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Body&Soul

難易度★★★☆
明るさ★★(ライブが始まるとトーンダウン)
安さ★★☆
美味しさ★★★★☆
(★・・・1点、☆・・・0.5点で、満点は5点)
(※「難易度」とは、そのお店が初めてな人にとっての「入り難さ」や、場所の「わかりにくさ」を表します)

住所:東京都港区南青山6-13-9
TEL:03-5466-3348
HP:http://www.bodyandsoul.co.jp/
ライブ:日曜以外毎日(日曜はclosed)
開店:19:00
開演:1st ステージ 20:30〜 2ndステージ 22:20〜
閉店:24:30

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P.S.

Body&Soul

とても素敵なひと時を過ごすことができました。
また遊びに行きます♪


>「第三回ジャズバーの会」へ参加してくれた皆様

「ジャズバーは初めて」っていう人が多かったですが、、いかがでしたでしょうか?
ライブもすごくよくってラッキーでしたねぇ(^^)
またぜひ一緒に行きましょう。